1. 雪どけ後すぐに畑の土作りをします。

  2. 弱アルカリの土壌を好みますので石灰をひと振り入れましょう。堆肥や化成肥料を適度にいれて耕運します。
    (プランターの場合は、30センチ以上の深さのものを準備)
       
  3. 4月初旬に種を蒔きます。5センチ間隔に蒔きましょう。
       
  4. 5月 雑草を取り、土寄せしましょう。混雑している所は、背丈15センチくらいの時に間引きます。(お浸しで食べると美味しいですよ!)
       
  5. 6月 背丈が60センチくらいになったら倒風防止のひもを張りましょう。(炭素病に弱いので、雨後に殺菌剤の消毒をする場合があります。)
       
  6. 7月 花が咲いたら、摘んで「乱花」や「紅もち」を作りましょう。
       



  1. 紅花の3分の1程が赤くなったもの(三片紅:さんりんべに)を摘み取り、夾雑物を取り除きます。

  2. 摘んだ花びらを「ざる」などに入れ水洗いします。(荒振り)
      
  3. 次に、手でよくもんで紅花の黄色素液を流し出します。(中振り)

  4. 更にこね潰して黄汁を出し、水洗いをして水をきります。(揚振り)
    ※こねる時、酢を少量(紅花1kgに10cc程度)加えると酸化を促進する。

  5. 揚振りの終わった紅花を、よしずなどを敷いた木枠に一様に広げてむしろで覆い日陰におきます。1日3回くらいむしろの上から水をかけ、時々混ぜてやります。
    3日ぐらいで眞紅花になります。(花ねせ)

  6. 花ねせした紅花を、臼でついて餅状にする。それを3センチ位の団子状にまるめ、むしろに並べ、その上にむしろをかぶせ足で踏んで餅状につぶす。その後並べ直して、直射日光のもとで何回も返しながら乾燥させます。
        
  7. 出来上がった「花餅」は、紙袋に入れて乾燥した冷暗所で保存します。