昭和57年6月2日 しだ食堂開店。

店の広さは、10坪ほどの広さ、駐車場もなく
苦労をした。旧家の前に3台ほど停められたが、駐車場では無かった。
 当時国道287号線沿いの川井さん宅の埋立地を、貸していただき本当に助かった。
いつも感謝している。

食堂経営への道

妻のサイドビジネスのつもりでした。
一週間、手伝っているうち、どっぷり仕事に漬かり、気がついたら店主になっていた。とにかく8月の盆までは忙しい。
 盆過ぎは、極端に暇で、周期で暇がある事はわからなかった。その暇のとき,トーバンジャンを作り、辛いラーメンが出来た。町では最初である。しだラーメン売れた。

味へのこだわり

当時、スープ作りは、一回だけ教えて頂いた。
其の,基本だけは頑なに守っている。
魚介類は、石巻市乾物専門店から、そして議員で利尻島に視察研修に行ったとき、同士議員と合い、利尻の昆布業をしていることを知り、平成10年から、昆布は利尻の物を使っている。渋みもなく良いダシがでる。

したがって、当店の味は、魚系です。
油類は、ラードを使用しています。その他鳥、豚ガラを使っています。もう一品は企業秘密です。

いやな思い出にこんな事があった。
 間もなく開店のころ、「俊夫君何時からや〜。」
「2日予定です。」「ほうか、一回は取ってカンナねな〜。」だった其の一回が気になりいやな思いをした。また同士の方は○○長が作るラーメンもったいなくて、かんね〜(食べられない)だった。
 まずくて食えないのほうが、よっぽど激励になったと思うが?

無我夢中で21年間

思えば、いろんな人に支えられてきた。
おちょくる人、おもって言ってくれた人、様々でした。
 こんな事を言ってくれた方が居て嬉しかった。味は、万人食べて万人が美味いという味は無い、3分の一美味いという方が居て成功だ、うまいと思う方が客となり、また客を連れてくる、また三分の一が残る。自信を持って続けることだ、と。その通りだと思っている

しだラーメン

しだラーメン
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おやじのため息